保護猫を飼うことに興味がある方や、すでに保護猫の里親を務めている方にとって、健康管理や譲渡手続きに関する情報は非常に重要です。流れや費用、保護猫の健康管理について詳しく解説しています。また、健康診断や予防接種の重要性についても触れ、保護猫の健康を守るためのコツを紹介します。
猫の里親になるためには
猫の里親になるには、一定の審査や手続きが必要です。保護猫を引き取る団体によって審査の流れや費用が異なるため、事前に確認することが重要です。
里親になるための審査の流れ
里親になるための審査には一般的に、申し込み書の提出や面接、自宅訪問などが含まれます。審査の目的は、引き取る人が猫を愛し、適切な環境で暮らせるかを確認することです。
譲渡にかかる費用
保護猫の譲渡費用には、健康診断やワクチン接種、去勢・避妊手術、餌代などが含まれます。費用は保護猫を引き取る団体や猫の状態によって異なるため、詳細は事前に確認することが重要です。
我が家の体験談
動物愛護施設での犬猫譲渡会に行ってきた時の体験談になります。
医師や職員の管理下で体調管理をしている
入所時の健康状態から記録管理して必要に応じて投薬・処置や入院をさせています。健康状態が良くなってから譲渡会など人目に触れるところに出しているそうです。
来所された人々に「抱っこしてみたい」と希望されてほどんどの場合は可能ですが、中にはまだ人馴れしていない猫やその時の状態によって猫の気持ちを一番に考えて拒否される場合があります。いろいろな状況下で生きてきた猫ちゃんたちなので職員さん方はそれぞれの猫の気持ちになるべく寄り添っている姿勢が見受けられました。
ワクチン・避妊・去勢手術を行っている
望まれない繁殖防止を目的に、保護猫に対してワクチン接種や生後3ヶ月以降から避妊・去勢手術を行なっています。子猫や体重がまだ少ない猫に対しては提携病院でのワクチン接種券や手術補助券を譲渡時に渡します。
マイクロチップの装着
所有明示の普及を目的として、トライアル(お試し飼育)や譲渡が決まった保護猫に対してマイクロチップの装着を行っています。また、収容される動物について、マイクロチップの読み取りを実施しています。
トライアルについて
成猫(おとな猫)の場合
気に入った猫がいたら、翌日以降でトライアル開始日を予約します。実際に自宅で猫と一緒に1~2週間のトライアル期間を過ごし、相性を確認できます。同居家族の猫アレルギーの確認や世話ができるか等確認するのに有効です。お迎えすることが決まったら後日譲渡日を決めて再度訪問して手続きとなります。
子猫の場合
トライアル期間はありません。譲渡のみとなります。子猫がいるときに、申込み受付順に連絡してくださるシステムでした。その場で譲渡手続きとなります。
トライアル中にお借りできたもの
レンタル:ケージ1段

レンタル:ベッド
支給:施設で食べているエサ・ニオイのついた猫砂(少量)
トライアル前に準備したもの
餌皿・水皿
キャリーケース
猫トイレ・猫砂・スコップ
システムトイレ派はこちらがセット(トイレ・猫砂・シート)で購入できてオススメ❤️
こちらは従来型のものですがドーム型で匂いが広がらずスコップも付いてきます!
おからの猫砂だと匂いも抑えつつおうちのトイレに流せます。システムトイレ用の猫砂と比べてコストも抑えつつ簡単便利です。
ほぼほぼ飼うことが決まっている場合は上にあげているグッズがあると見た目も利便性も向上しますね♪筆者はトライアル中はまだ飼うかわからなかったので段ボールで自作しておからの猫砂を敷いて用意しました。トライアル終わって本格的に購入する場合は経験者の話をもとに選んだ上記のグッズを購入しようかと考えています❤️
ダンボール爪研ぎ(100均)を購入しましたが猫ちゃん使ってくれませんでした💦
同じ100均でも釣り竿タイプの猫じゃらしは好評で家の中で放して姿が見えなくなってもおもちゃの音がするとどこからともなく走ってやってきます笑
譲渡費用について
譲渡手続き時に必要な費用はマイクロチップ装着手数料 3,400 円のみでした。※費用は今後変更する可能性があります。
保護猫の健康管理と病気予防
保護猫の健康管理や病気予防には、定期的な健康診断や予防接種、適切な食事管理や運動、ストレス解消などが重要です。健康的な生活環境を整える、早期発見・治療に取り組むことで、保護猫の健康を守りましょう。
保護猫の健康診断や予防接種の重要性
保護猫の健康診断は、猫が健康かどうかを確認し、早期に病気を発見するために必要です。また、予防接種は、猫に感染症を引き起こすウイルスや細菌から守り、健康を維持するためも重要です。
保護猫の健康状態の確認方法
保護猫の健康状態を確認する方法には、日常的なや触診、健康診断の引用、病気にかかった際の異常行動の観察などがあります。
保護猫の食事や運動管理の注意点
保護猫は過去に栄養不足や偏った食事を受けている場合があるため、適切な食事と運動管理が必要です。
【食事の注意点】
食事の種類と量を適切に調整する
健康な猫と同様に、保護猫にも適切な種類と量の食事が必要です。 猫種や年齢、体重、健康状態などに合わせて食事調整しましょうまた、食事の種類も栄養バランスの良いものを選ぶことが大切です。
食器は清潔に保つ
食器を定期的に洗浄し、清潔に丁重ましょう。 特に、水の入った容器は毎日交換するようにしましょう。
与えるおやつに注意する
おやつは猫にとっては特別なご褒美ですが、適量を守り、栄養バランスに配慮したものを与えましょう。
【運動管理の注意点】
運動不足にならないようにする
保護猫は屋内飼いが多く、運動不足になりやすい傾向があります。適度な運動を取り入れることで健康を維持しましょう。猫じゃらしやおもちゃで遊ぶ、縄張りを作って遊ばせるなどの方法があります。
特に肥満気味の場合は、少しずつ運動量を増やしていきましょう。
保護猫には特別な配慮が必要で、適切な食事と運動管理を行うことで健康的に過ごすことができます。 飼い主さん自身も栄養や運動についての知識を深め、猫と一緒に健康的な生活を送りましょう。
まとめ
猫の里親になるためには、一定の審査や手続きが必要です。里親になるための審査には、申込書の提出や面接、自宅訪問などが含まれます。保護猫を引き取る団体や猫の状態によって異なるため、詳細は事前に確認することが重要です。
また保護猫の健康管理や病気予防にも取り組む必要があります。 定期的な健康診断や予防接種、適切な食事管理健康的な生活環境を整え、早期発見・治療に取り組むことで、保護猫の健康を守ることができます。 保護猫の健康診断や予防接種は、猫の健康を守るために必要不可欠です。里親になる際には、これらのことを十分に理解し、責任を持って猫と向き合うことが求められます。
Q&A
Q1. 猫の里親になるにはどのような手続きが必要ですか?
A1. 猫の里親になるためには、一定の審査や手続きが必要です。保護猫を引き取る団体によって審査の流れや費用が異なるため、事前に確認することが重要です。提出、面接、自宅訪問などが含まれます。審査の目的は、引き取る人が猫を愛し、適切な環境で暮らせるかを確認することです。
Q2. 保護猫の譲渡費用には何が含まれますか?
A2. 保護猫の譲渡費用には、健康診断やワクチン接種、去勢・避妊手術、餌代などが含まれます。費用は保護猫を引き取る団体や猫の状態によって異なるため、詳細は事前に確認することが重要です。
Q3. 保護猫の健康管理には何が重要ですか?
A3. 保護猫の健康管理には、定期的な健康診断や予防接種、適切な食事管理や運動、ストレス解消などが重要です。健康的な生活環境を整えることや、早期に病気を発見し治療することまた、猫がストレスを感じていないかを確認することも健康管理の加入者として重要です。
コメント
友人に猫の里親になりたいと相談されて、全然知識もなかったので探していたらこちらのブログを発見しました。
詳しく書かれていてとても勉強になりました。
早速友人に伝えたいと思います。ありがとうございました。
ainさま
嬉しいコメントありがとうございます。
保護猫をお迎えして試行錯誤しながら毎日を過ごしております。
その過程で得られた知識をこのブログを通して誰かのお役に立つことができたらとても嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。