返却プログラムと一括、どっちが得?iPhone 18 Proと17eで4社の2年負担を比べた





「最新のiPhoneが、2年ごとに実質ほぼタダで持てるよ」
そんな話を聞いて、本当にそんなにお得なの?と思ったことはないでしょうか。
わが家のまわりでも、auやソフトバンクの「2年で返す」しくみを使って、最新機種に乗り換え続けている家族がいます。
家電量販店に行くと、私もよくすすめられます。
でも、私はApple Storeで一括で買い、2年たったらメルカリで売るやり方を続けてきました。
今回あらためて計算してみて、これからは「一括で買って、長く使う」ことにしました。
先に結論を言うと、乗りかえの1回目なら返却プログラムが安い。でも、同じ会社で買い替え続けるなら、一括で買うほうが安いことが多いです。
そして、一括で買ったスマホは、2年で売るより長く使うほうが、1年あたりは安くなる計算でした。
この記事では、各社の返却プログラムのしくみと、わが家の実際の金額を並べて、どちらが合うのかを考えてみました。
この記事でわかること
- 返却プログラムの「実質○円」に付いている3つの条件
- 4社とApple Storeの分割のしくみの違い
- 最新のiPhone 18 Proと私のiPhone 17eで、2年の負担を各社で比べた表
- わが家の実例:iPhone 15を124,800円で買い、約2年後に62,610円で売った
- 落とす・なくす・盗まれるとき、どちらがこわいか
- 2年で売るのと、電池を交換して長く使うの、1年あたりどちらが安いか
「最新機種を2年ごとに」周りでよく聞く話
周りで話を聞くと、auやソフトバンクを使っている人が多いです。
「家族みんなで、2年たったら返して、次の最新機種に替えている」という話も聞きました。
一方で、こんな話も耳にしました。
親戚が出先でスマホを盗まれてしまい、新しく買い直すことになって、親が大きな負担をしたそうです。
そんな夢のようなプログラムで乗り換え続ければ、本当にお得なのかなぁ…
もし返せなくなったら、どうなるんだろう?
金額までは聞いていないので、まずはしくみと条件から調べてみました。
返却プログラムのしくみ(4社とApple Store)

名前は会社ごとに違いますが、中身はほぼ同じです。
本体代の半分くらいを「2年後に払わなくていい」ことにする代わりに、本体を返すしくみです。
2026年10月時点の各社の条件をまとめました。
| 会社 | プログラム | 払い方 | 返す時期 | 返すときのお金 | 壊れていたら |
|---|---|---|---|---|---|
| au | スマホトクするプログラム+ | 24回(最終回が大きい) | 13〜25カ月目 | 特典利用料 最大22,000円(auで機種変更すると0円) | 別に最大22,000円 |
| ドコモ | いつでもカエドキプログラム | 24回(24回目が残価) | 23カ月目まで | プログラム利用料 22,000円(ドコモで買い替えると割引あり) | 査定に通らないと返せない |
| ソフトバンク | 新トクするサポート+ | 48回 | 25カ月目〜(早期は13カ月目〜) | 特典利用料(機種・契約で違う) | 保証なしだと最大44,000円 |
| 楽天モバイル | 買い替え超トクプログラム | 48回(楽天カードのみ) | 25カ月目〜 | 事務手数料 3,300円 | 修理費用 22,000円〜 |
| Apple Store | iPhone 36か月分割払い | 36回・金利0% | 24カ月目に下取りで残りを完済できる | — | 下取り額が下がる |
どの会社も、同じ会社で次の機種を買うと、返すときのお金が0円や割引になるつくりです。
つまり、お得さは「その会社で買い替え続けること」とセットになっています。
auは回線の契約がないと入れません。ドコモとソフトバンクは、機種だけの購入でも使えます。
「実質○円」が成り立つ3つの条件
お店でよく見る「実質○円」は、次の3つを全部守ったときの金額です。
- 2年で本体を返す(自分のものにはならない)
- 次も同じ会社で機種を買う(買わないと返すときに最大22,000円)
- 傷や故障がない(あると最大22,000〜44,000円)
どれか1つでも外れると、思っていたより高くなります。
また、他社から乗りかえる人と、同じ会社で機種変更する人では、同じiPhoneでも負担が大きく変わることがあります。
「実質○円」を見たら、どの契約の、どの条件の金額かを確かめてみてくださいね。
お金で比べる:2年でいくら?
最新のiPhone 18 Proと、私が使っているiPhone 17eで、2年使って返したときの本体の負担を比べました。
最新機種と私の機種で、2年の負担を比べると
各社の公式オンラインショップの金額です(2026年10月31日時点・税込)。
| 買い方(2年使う) | iPhone 18 Pro(256GB) | iPhone 17e(256GB) |
|---|---|---|
| Apple Storeで一括(定価) | 219,800円 | 124,800円 |
| └ 2年後に半分の値段で売れたら | 約109,900円 | 約62,400円 |
| au:乗りかえ | 22,900円 | 47円 |
| au:機種変更 | 134,400円 | 84,800円 |
| ドコモ:乗りかえ | 44,814円 | 33円 |
| ドコモ:機種変更 | 144,430円 | 98,153円 |
| ソフトバンク:乗りかえ | 23,760円 | 24円 |
| ソフトバンク:機種変更 | 139,920円 | 88,000円 |
| 楽天モバイル(48回払い) | 131,244円 | 69,996円 |
大手3社は、2年で返して、同じ会社で次の機種に買い替えたときの金額です。
買い替えないときは、ここに22,000円が足されます。楽天モバイルは、返すときの事務手数料3,300円を入れています。
「半分の値段で売れたら」は、わが家のiPhone 15の実例(約2年で半分)に当てはめた目安です。
表からわかること
乗りかえなら、最新機種でも2〜4万円台、17eは数十円です。たしかに安く見えます。
でも、安いのは「他社から乗りかえた1回目」だけです。
2年後に同じ会社で次の機種を買うと、機種変更の値段になります。
機種変更だと、18 Proは13〜14万円台、17eは8〜10万円ほど。Apple Storeで買って半分で売るより、高くなることが多いです。
もうひとつ気づいたのは、大手の本体の値段そのものがApple Storeより高いことです。
- iPhone 18 Pro:各社 255,900〜268,800円/Apple Store 219,800円
- iPhone 17e:各社 133,400〜158,345円/Apple Store 124,800円
しかも、返したスマホは手元に残りません。
私のiPhone 17eの場合
私は、2026年3月に99,800円で17eを買いました。いまApple Storeでは124,800円に上がっています。
もし2年後に半分くらいで売れたら、本体の負担は約5万円です。
auで機種変更して2年で返すと84,800円なので、一括で買って2年で売っても、3万円ほど少ない計算になります。
乗りかえの「数十円」にはかないませんが、同じ会社を使い続ける人にとっては、そこまで安くないとわかりました。
わが家の実例:これまでは一括で買って、2年で売っていた
私は、iPhone 15からApple Storeで買っています。
| 機種 | 買った時期・値段 | 売った時期・手元に残った額 | 差し引き |
|---|---|---|---|
| iPhone XR | 2021年9月・28,500円 | 2024年5月・20,250円(メルカリ) | 8,250円(2年8か月) |
| iPhone 15 | 2024年5月・124,800円(Apple Store) | 2026年3月ごろ・62,610円(メルカリ) | 62,190円(1年10か月) |
| iPhone 17e(256GB) | 2026年3月・99,800円(Apple Store) | いま使用中 | — |
メルカリの金額は、送料と手数料を引いて手元に残った額です。
iPhone 15は、約2年でちょうど半分くらいが戻ってきました。
返却プログラムの「半分くらい払わなくていい」と、ほぼ同じ考え方です。
ちがうのは、自分のものなので、売るか使い続けるかを自分で決められるところです。
XRのときは、Appleの下取りは18,000円でした。メルカリのほうが2,250円多く手元に残りました。
月々の通信費も入れて考える
もうひとつ大事なのが、毎月の通信費です。
私は日本通信の「合理的みんなのプラン」で、ふだんの請求は1,393円です。
この1年(2025年11月〜2026年10月)の合計は18,622円、月平均は約1,552円でした。
返却プログラムは、大手の料金プランとセットで使うことが多いしくみです。
いまの毎月のスマホ代を、2年分(24カ月)にしてから比べてみると、ちがいが見えやすいですよ。
本体代だけなら、返却プログラムが安く見えることもあるんです。
でも、毎月の通信費まで入れると、わが家は「自分で買って持つ」ほうが合っていました。
返却プログラムのデメリット:落とす・なくす・盗まれる

私は、スマホを落とすことがよくあります。割ったり、なくしたりしたことはありません。
返却プログラムでは、返すときの傷がお金にかかわります。
- 落として傷がついた:返すときに別のお金(最大22,000〜44,000円)がかかることがある
- なくした・盗まれた:返す本体がないので、残りの支払いが続く
- 大きく壊れた:査定に通らず、特典が使えないことがある
自分で買ったスマホなら、傷があっても売るときの値段が少し下がるだけです。
盗まれてしまった場合は、どちらでも新しく買う必要があります。
ただ、返却プログラムだと前の機種の支払いも残るので、負担が重なりやすいと感じました。
落としやすい私には、「返すときに傷を気にしなくていい」のが、いちばん気がラクです。
わが家の結論:一括で買って、長く使う

わが家は、これからは次のやり方にします。
- Apple Storeで一括で買う(正規品で、不具合があっても保証してもらえる)
- 回線は格安SIMにする(月1,400円前後)
- 電池が弱ったら交換して、長く使う
- 売るなら、アップデートが止まる前に(値段がつくうちに)
一括がむずかしいときは、Apple Storeの金利0%の分割もあります。
分割手数料が0%になるのは、ペイディアプリで口座振替か銀行振込を選んだときだけなので、そこは気をつけてくださいね。
わが家は、夫婦ともお小遣い制です。
iPhone 15のときは、家計から立て替えてもらい、私のお小遣いから毎月5,000円ずつ返しました。
ちなみに、回線は私も使っている日本通信SIMです。乗りかえるときは、を使うと初期手数料を節約できます。
「2年で売る」をやめた理由
私が2年で替えてきたのは、電池が弱ってくるのと、高く売れると思っていたからです。
でも、iPhone 15は思ったより値下がりが大きかったです。
そこで、電池交換の料金も入れて、1年あたりの本体代を計算してみました。
- 17e(99,800円)を2年で売る(半分で売れたら):1年あたり約25,000円
- 17eを6年使う・電池交換1回(17,200円):1年あたり約19,500円
- 17eを6年使う・電池交換2回:1年あたり約22,400円
電池交換を入れても、長く使うほうが安い計算です。電池交換の料金は、Appleの公式ページの金額です(2026年10月時点)。
ただ、何年アップデートが続くかは、Appleは約束していません。
私が使っていたXR(2018年発売)は、iOS 18までの対応でした。iPhone 11(2019年発売)は、2026年のiOS 27にも対応しています。
発売から7〜8年くらいが、ひとつの目安になりそうです。
今回17eにしたのは、容量の大きいもの(256GB)にしたかったからです。学校行事や部活の試合で、動画を撮ることが多かったんです。
17eは、電池を交換しながら長く使うつもりです。
17eのあとは「発売から3年」の機種を考え中
ヒントにしているのは、XRの使い方です。
XRは2018年の発売で、私が買ったのは2021年9月。発売から3年たったころに、中古で28,500円でした。
2年8か月使って、アップデートが続いているうちに20,250円で売りました。1年あたり約3,100円です。
17eのあとは、この形をまねしようと考えています。
- 発売から3年くらいの機種を選ぶ
- 安いほうのモデルにする(容量は、そのときの使い方に合わせる)
- 保証のある整備済み品から選ぶ
- アップデートが止まる前に売る
動画を撮る機会は子ども次第なので、次はそこまで大きな容量はいらないかもしれません。
ただ、いまは整備済み品の値段も上がっています。
たとえばiPhone 14(256GB)は68,000円です(Amazon・2026年10月31日時点)。3年使って売らないと、1年あたり約22,700円になります。
新品の17eを長く使うほうが安い計算なので、そのときに1年あたりの金額で比べてから決めるつもりです。
計算の式は「(買う値段+電池交換代−売れた値段)÷使う年数」です。
子どものスマホは「整備済み品」
以前はメルカリでスマホを買っていましたが、使ってみて不具合を感じることがあったので、買うのはやめました。
いまは、売ることはあっても、メルカリで買うことはしません。
子どもたちのスマホは、Amazonの整備済み品のiPhoneにしています。
いま整備済み品で選ぶなら、iPhone 13か14が候補です。値段と、使える年数の目安を比べました。
| iPhone 13 | iPhone 14 | |
|---|---|---|
| 発売 | 2021年9月 | 2022年9月 |
| 128GB | 約47,000〜48,000円 | 約54,000〜55,500円 |
| 256GB | 約55,500円 | 68,000円 |
| 大きなアップデートの見込み | 2028〜2029年ごろまで | 2029〜2030年ごろまで |
| いまから使える年数(目安) | 約2〜3年 | 約3〜4年 |
| 1年あたり(128GB・目安) | 約19,000円 | 約15,700円 |
値段はAmazonの整備済み品(2026年10月31日時点)です。使える年数は、発売から7〜8年アップデートが続くとした目安で、Appleが約束しているものではありません。
2〜3年使えれば十分ならiPhone 13、長く使いたいなら約7,000円足してiPhone 14、という選び方になりそうです。
どちらを選ぶかは、各家庭の考え方しだいだと思います。
わが家は、高校生・大学生になったら、アルバイトで稼いだお金で機種変更することも考えてもらうつもりです。
参考までに、整備済み品はこちらです。

【整備済み品】iPhone 13 128GB SIMフリー
2021年発売・2〜3年使うなら

【整備済み品】iPhone 14 128GB SIMフリー
2022年発売・長く使うなら
Q&Aよくある質問
Q.返却プログラムで、返さずに使い続けることはできますか?
できます。その場合は、払わなくてよかった残りの代金を払うことになります。たとえばドコモは、23カ月目までに返さないと、残りを24回に分けて払う形になります(2026年10月時点)。
Q.Apple Storeの分割は、本当に手数料0円ですか?
ペイディあと払いプランApple専用で、口座振替か銀行振込を選んだときは金利0%です。コンビニ払いでは手数料がかかることがあります。対象の機種や回数は変わることがあるので、買う前にAppleのページで確かめてください。
Q.売るなら、メルカリと下取りのどちらがいいですか?
わが家のiPhone XRは、Appleの下取りが18,000円、メルカリは送料・手数料を引いて20,250円でした。手間をかけられるならメルカリ、すぐに済ませたいなら下取りが向いています。
Q.iPhoneは何年くらい使えますか?
Appleは、アップデートを何年続けるかを約束していません。これまでの例では、iPhone XR(2018年発売)はiOS 18まで、iPhone 11(2019年発売)は2026年のiOS 27にも対応しています。発売から7〜8年がひとつの目安です。新しい機種ほど長く使えます。
Q.子どものスマホに返却プログラムはどうですか?
子どもは落としたり割ったりしやすいので、返すときの傷のお金が気になります。わが家は、整備済み品のiPhoneと格安SIMにしています。
まとめ
まとめ
- 返却プログラムは「2年で返す・同じ会社で買い替える・傷をつけない」がそろって、はじめてお得
- 返すときは最大22,000円、壊れていると最大22,000〜44,000円かかることがある
- 最新のiPhone 18 Proも、乗りかえなら2〜4万円台。でも機種変更だと13〜14万円台になる
- わが家はApple Storeで一括→2年でメルカリ:iPhone 15は124,800円→62,610円。思ったより値下がりが大きかった
- 一括がむずかしいときは、Apple Storeの金利0%の分割(口座振替・銀行振込のとき)
- 電池交換を入れても、6年使えば1年あたり約19,500円。2年で売る(約25,000円)より安い計算なので、これからは長く使う
- 回線は格安SIMで月1,400円前後。通信費まで入れて2年分で比べてみてくださいね
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