購入から10余年。我が家のダイニングチェアも座面がボロボロでクッションもへたってまいりました。
再び椅子だけ購入すると予算もかかるし既存椅子の処分も手間だし、なによりまだ愛着がある
ならばDIYしてなおしちゃおう!と。
動画などで検索して作り方も脳内でシミュレーション。
うん、いける!やれそう!少々失敗しても自分たちで使うのだから問題ない!
ついでにメ⚪︎カリで購入した電子ピアノの座り心地も悪いので一緒に貼りなおしてみるでにゃんす
てな経緯で椅子張り替えした時の事をまとめました。
一度経験しておくと今回学習したことが次の機会でも重宝しますよ
動画でもアップしています( ^ω^ )
用意するもの
家にあるもので試してみて、無いものは購入しました。
道具
★タッカー
筆者は下の商品を購入しましたが付属の針だけでは足りなかったのでホームセンターで追加購入してます。
★ステープルリムーバーやマイナスドライバー等
初めのうちはマイナスドライバーで頑張っていましたが途中からあきらめて専用リムーバーを使用。針の数が多く太いので手間取っていましたが段違いに作業スピードがアップ!購入する前に一度、家にある工具で代用できないか試してみてから導入を検討してみると良いです。
★はさみ、カッターナイフ、スプレーのり
★定規、ペン、段ボール(傷防止のため下にひいて作業するとよい)
材料
楽天市場のこちらのショップで購入できました
サイズ別、セット売りなど選ぶ事ができます。
既に1脚分サイズにカットされているので扱いやすいです。
貼り替えたい椅子の座面サイズとスポンジの厚みで購入するものを考えます。
椅子の張り替え セット 合皮 5cm厚 1脚分材料の選ぶポイント
①お持ちの椅子の座面幅(縦横長い方)を測ります。
②〜50センチ以内なら一般サイズ
③〜60センチ以内ならワイドサイズ
④〜105センチ以内ならベンチサイズ を選びます。
⑤スポンジの厚みを4センチか5センチかを選択する。一般的には4センチ厚です。
⑥生地の素材を選びます。
今回は4脚全て家族がそれぞれ選んだ色にしました。
統一した色使いができるお得なセットもありますのでそちらもおすすめ。
椅子のタイプ別難易度
椅子の構造によって必要な生地・スポンジサイズや難易度が変わります。
座面板貼りタイプ(難易度★)
座面板が本体ビスどめになっているタイプ
座面をとって張り替えができるので初心者でも張り替えやすいです。
筆者宅のピアノ椅子は座面板を外すタイプだったのでこのタイプから張り替え始めました。
本体貼りタイプ(難易度★★)
座面板がなくクッションの底がウェービングテープ。本体に生地を直接貼り付けます
筆者宅のダイニングチェアもこのタイプです。
生地やクッションは座面サイズ+側面分も合わせて計測する必要があります。
電子ピアノ椅子の張り替えビフォーアフター画像比較
クッション性がほとんどない椅子です。
床付き感があり時間が経つにつれお尻が痛くなるのでクッションに厚みをつけます。
生地はそのまま使用して中身を5センチ厚ワイドサイズのスポンジに入れ替えました。
厚みが出た分、生地の余白が減ったのでスポンジをできる限り体重をかけて潰しつつ生地を引っ張りながらタッカーでとめて仕上げました。
ワイドサイズ ウレタンセット5cm厚 1脚分電子ピアノ椅子の張り替え手順(クッション取り替え)
座面板貼りタイプの椅子の張り替え作業となります。
①裏返すと高さ調整ができる脚がついています。これをドライバーを使って全て外します。
②タッカーでとめている針を全て外します。
③中のクッションを外します。のりでくっついていなかったので簡単に外れました。
④用意した2種類のスポンジを入れ直して②→①と止めて組み立てれば完成です。
かかった時間:2時間
ダイニングチェアの張り替えビフォーアフター画像比較
ダイニングチェアの椅子張り替え方法(生地替え・クッション材増量)
本体貼りタイプの椅子の張り替えになります。
①裏側の針を外します
地道な作業なので普段のスキマ時間で少しずつはずしておく作業しておくと張り替え作業がラクになります。
側面にも隠れていたりしますのでよく観察を。 ここまでに抜いた針の総数138個!
②2種類のスポンジを座面フレームから剥がします。スプレーのりのようなもので張り付いていました。
大体剥がれたらOKです。
③中のウェービングテープはかまだ使えそうでしたのでそのまま使いますが、使えなさそうならこの時点で貼りなおします。
ウェービングテープ/エラスベルト 13m 椅子の張り替え セット 合皮 5cm厚 1脚分④2種類のスポンジをカットします。下のスポンジは椅子の座面フレームちょうどくらい、上のスポンジは椅子の座面より大きめでカットする この時ダンボールを敷いてペンでカットする線を描くこと。スポンジはカッターで簡単に切り取ることができます。椅子のフレームの角は覆うように、側面はお好みの長さで決めてください。側面もボリュームを出したければ長めにカットするといいでしょう。
⑤スポンジをスプレー糊を使って座面フレームに貼り付けていきます。
⑥元の生地の形を参考に大きめでカットする。切れ端を内側にして立体的に仕上げられるよう四隅をミシンなどを使って成型しておくと後からタッカーでとめやすくなります。
⑦タッカーでとめていきます。体重を使ってスポンジを潰しながら生地を引っ張ってとめていきます。2脚目3脚目と作業を繰り返すうちにコツをつけめますので複数脚作業する場合は並行して仕上げるより1脚1脚仕上げていく方が仕上がりが良くなっていきますよ。
かかった時間:1脚 約4時間 (4脚で約16時間)
椅子張り替えDIYまとめ
業者さんに依頼すると配送の手間や時間も費用もかかります。
DIYでなおすことができるなら費用を抑えることができますし、学んだ知識と道具はまた別のDIYでも活かすことができますのでお得ですね。
かかった時間だけをみると大変そうに感じますが、針を平日のスキマ時間ではずしておいて、週末に1脚ずつのんびり仕上げていけば無理なく仕上げることができます。
椅子は初心者でも貼り直せる!ぜひ試してみてください。
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