献血のあと倒れて救急搬送…入院費が全額戻った「献血者健康被害救済制度」体験談

切り紙風イラスト: ハートの献血バッグと絆創膏を貼った腕
切り紙風イラスト: ハートの献血バッグと絆創膏を貼った腕
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献血のあとに体調が悪くなったら、その医療費が戻ってくる制度があるのを知っていますか?

こんにちは、ひーち部長です。今日は、ずっとお話ししようか迷っていた私の大失敗と、そこから知った「献血者健康被害救済制度」のお話です。実は私、去年の10月、名古屋駅で倒れて救急車で運ばれてしまいました。今はこうして元気に記事を書いているので安心してくださいね。

まるお部員
まるお部員

えっ、救急車!?大丈夫だったのかにゃ…!

献血のあと、同窓会で倒れました

ことの発端は、中学校の同窓会でした。せっかく街のほうへ出るのだからと、同窓会の前に献血に行ったんです。

ところが同窓会が始まって1時間ほど、ハイボールをまだ1杯飲んだだけで、吐き気とめまいが止まらなくなりました。いつもなら2杯までは大丈夫なのに、その日はトイレと席の往復を何度も繰り返して「もう帰れないかも」という状態に。

みんなに迷惑をかけられないと早めにお店を出て、休み休みゆっくり歩いて、なんとか駅のホームまでたどり着きました。でも電車を何本見送っても、体勢を変えるたびにめまいがぶり返します。結局、改札まで戻って駅員さんに助けを求めたところで倒れ込んでしまい、救急車を呼んでもらうことになりました。名古屋駅のコンコースを担架で運ばれるのは、今思い出しても恥ずかしいです…。

夜中に夫と息子を病院まで呼び出すことになり、情けないやら申し訳ないやらの一日でした。

1泊入院でかかったお金は25,930円

夜間救急で点滴を受けて、CTも撮って、そのまま1泊入院。翌朝7時半ごろに退院しました。

保険適用後の支払いは 25,930円。急な出費としては、家計にけっこう響く金額ですよね。

ここで役に立ったのが、私の「しっかり者」な習慣でした。確定申告に備えて、医療費の領収書や明細を毎年ファイルにはさんで保管していたんです。これがのちに救世主になります。

看護師さんが教えてくれた「献血者健康被害救済制度」

数ヶ月後、別の献血ルームに行ったときに、ふとしたきっかけで看護師さんにこの話をしたら「救済制度が使えるかもしれません!」と教えてもらえました。

献血者健康被害救済制度は、平成18年から始まった、献血で健康被害が出た人を国と日本赤十字社が守ってくれる仕組みです。私はそんな制度があるなんて全然知らなかったので、本当にびっくりしました。

実際に戻ってきたお金:合計35,910円

実際に申請してみた結果がこちらです。

項目金額内容
医療費25,930円入院費の実費が全額戻ってきた
医療手当9,980円入院にかかる雑費の補填。1日につき4,990円×2日分
合計35,910円指定口座に振り込み

入院費の25,930円は実費で全額。さらに「医療手当」といって、入院にかかった雑費を補填してくれるお金が1日につき4,990円出ます。私は搬送された日と翌朝までの2日分で9,980円がプラスされ、合計35,910円が指定した口座に振り込まれました。

交通費として実際にかかったのは数百円だったので、雑費の補填はとてもありがたかったです。

却下されたものもあります

後日、めまいの症状がひどかったので受診をすすめられた耳鼻科の費用は、「献血との因果関係が不明」ということで却下されました。どこまで補償されるかは、日本赤十字社が個別に判定するようです。

それから1つだけFP的な注意点を。救済制度で補填されたお金は、確定申告の医療費控除を計算するときに、その分を差し引く必要があります。領収書と一緒に、給付の通知も保管しておきましょう。

「もう献血はできません」と言われて

手続きの前に献血センターのお医者さんから言われた「もう献血はできません」という言葉が、実は一番ショックでした。誰かの役に立ちたくて続けてきたので、最初はブラックリストに入ってしまったんだと落ち込みました。

でも今はこう思っています。これは拒絶ではなくて、私の健康を一番に考えた「保護」なんだと。これまでの献血がきっと誰かの命を救ってきたことは消えない事実。これからは献血以外の形で誰かを助けなさい、というメッセージなのかなと受け止めています。

この大失敗エピソードが、誰かの万が一のときの知識になったり、家計を守るヒントになったりしたら嬉しいです。

まるお部員
まるお部員

領収書をとっておいたのが大金星だったにゃん!

まとめ:領収書は捨てちゃダメ!

今日のまとめです。

・献血のあとに体調を崩したら「献血者健康被害救済制度」を思い出す(献血ルームや日本赤十字社に相談)
・医療費の領収書・明細は必ず保管しておく(申請にも医療費控除にも必要)
・私の場合は入院費25,930円+医療手当9,980円=合計35,910円が戻ってきた
・因果関係が不明なものは却下されることもある
・献血の日は、そのあとの飲酒や長時間の外出は控えめに

善意で頑張りすぎるのは素敵だけれど、まずは自分の体と家計の備えを大切にしてくださいね♪

もしもの出費に備えるという意味では、保険の見直しやふだんの家計管理も大事です。こちらの記事もどうぞ。

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