2023年版 先進的窓リノベ補助金を使って内窓設置工事の見積もりを取ってわかった事

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2023年版 先進的窓リノベ補助金を使って内窓設置工事の見積もりを取ってわかった事
2023年版 先進的窓リノベ補助金を使って内窓設置工事の見積もりを取ってわかった事

【2026年8月28日更新】いま使えるのは「先進的窓リノベ2026事業」です

この補助金は「先進的窓リノベ2026事業」として2026年も続いています。ただし内容は毎年変わっていて、2026年は内窓の条件が大きく変わりました。ここは2026年8月28日時点で公式サイトを確認して書いています。

いちばん大きな変更:安い内窓は補助の対象外になりました

2025年までは、Aグレード(Uw1.9以下)の内窓も補助の対象でした。2026年からは内窓はSグレード(Uw1.5以下)以上だけが対象で、Aグレードは補助が出ません。「とりあえず安いので」と選ぶと、補助金がまるごとゼロになります。見積もりを取るときは、型番がどのグレードかを必ず確認してください。

もうひとつの変更が、特大サイズ(窓4.0㎡以上)の新設です。大きな掃き出し窓を持っている家には、こちらは有利になりました。

2026年の内窓の補助額(窓1か所あたり)

グレード窓の大きさ戸建住宅集合住宅
P(SS)Uw1.1以下特大(4.0㎡以上)140,000円152,000円
大(2.8㎡以上4.0㎡未満)89,000円98,000円
中(1.6㎡以上2.8㎡未満)58,000円64,000円
小(0.2㎡以上1.6㎡未満)36,000円40,000円
S Uw1.5以下特大(4.0㎡以上)76,000円83,000円
52,000円57,000円
34,000円37,000円
22,000円24,000円
A Uw1.9以下2026年から対象外2026年から対象外

集合住宅は、3階建以下(低層)でも4階建以上(中高層)でも同じ金額です。マンションのほうが戸建より少しだけ高く設定されています。

金額・期限・予算の残り

項目2026年の内容
1戸あたりの上限100万円
1申請あたりの下限補助額が5万円以上でないと申請できない
工事に着手できる期間2025年11月28日〜2026年12月31日
交付申請工事の完了後。締切は2026年12月31日(予算上限に達したらその時点で終了)
予算約1,125億円
予算の消化率2026年8月28日午前0時時点で20%

下限の5万円は見落としやすいところです。小さい窓を1か所だけ、という工事だと補助額が5万円に届かず、申請そのものができません。

申請するのは工事をした業者さんです。施主が自分で申請することはできないので、見積もりの段階で「窓リノベ事業者の登録をしていますか」と確認しておく必要があります。登録していない業者に頼むと、どれだけ条件を満たしていても補助金は出ません。

交付申請の「予約」は2026年もあります

工事が終わる前に予算枠を押さえておける「交付申請の予約」は、2026年も残っています。対象製品の型番が決まり、契約した工事のうち最初の工事に着手したあとから予約でき、予約した枠は提出から3か月、または2026年12月31日のいずれか早い日まで確保されます。

わが家が使ったのも、この仕組みでした。年末で予算が尽きそうなときほど効いてきます。

予算の消化率が2026年8月28日時点で20%ということは、今年はまだ余裕があります。ただ、消化のペースは秋から冬にかけて上がるのが例年の流れです。結露が気になり始めてから動くと、業者さんの予約が取れないこともあるので、見積もりだけでも早めに取っておくのが安心だと思います。

ここからは2023年の記録です(見積もりの実額つき)

ここから先は、わたしが2023年の秋に実際に見積もりを取って回ったときの記録です。金額も業者さんの対応も当時のもので、いまの相場や制度とは違います。「実際に動くと、こういうやりとりになるのか」という流れの参考として読んでいただければうれしいです。最新の条件は、上の2026年版のところにまとめました。

筆者が知人からの情報により先進的窓リノベ補助金を知ったのは2023年8月の下旬ごろでした。

それまで小さなリフォームをDIYで乗り越えてきたためどこに頼んでいいかわかりませんでした。

冬場の結露によるカビに悩まされていたので是非ともこの補助金を使ってお安くなるなら…内窓をつけたい!!

2023年の補助金が終了するのは12月の年末。

はたして間に合うのか?

右往曲折、試行錯誤しながら調べてたどり着いた驚愕の事実…(少しオーバーでした)

筆者の体験に基づいてに解説していきます。

この記事を読むとわかること

  • 内窓工事の実際の見積額公開 ※2023/9/中旬時点
  • これから発注して間に合わせる裏技
  • 翌年以降の補助金枠を狙ってリサーチをしておく

先進的窓リノベ事業とは何?

先進的窓リノベ事業は、既存住宅における熱損失が大きい窓の断熱性能を高めることにより、エネルギー価格高騰への対応(冷暖房費負担の軽減)や、2030年度の家庭部門からのCO2排出量約7割削減(2013年度比)への貢献、2050年ストック平均でZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保への貢献を目的とする事業です。

要するに今ある既存の窓から断熱窓へグレードアップして光熱費を節約してくれるなら工事費用の一部を補助しましょう、という事業です。

私は早速【この補助金を活用して持ち出しのお金は最小になるように断熱効果が期待できる窓をつけてほしい。】と地元工務店へ依頼。

窓自体を交換するより、既存の窓の内側にもう一つ窓をつける方法が最適とのこと回答でした。

見積もりをとって相場を把握する

うちのマンションは北側の個室だけペアガラスになっておりません。

冬場に外気との気温差があると結露になりカビの原因となってしまっています。

この困ったちゃんな窓ガラス2箇所に内窓をつけるべく見積もりをとってみました。

見積の共通事項

  • 窓① 掃き出し引き違い窓 1,720mm✖️1,620mm
  • 窓② 腰高引き違い窓 1,320mm✖️870mm
  • YKK ap 内窓プラマードU Low-E 複層ガラス 遮熱タイプ アルゴンガス入り
  • 補助金適用額 ¥96,000 ( 内訳:窓①¥57,000+窓②¥36,000 )

ちなみに内窓2大・人気商品に「LIXIL インプラス」と「YKK ap 内窓プラマードU」があるようです。調べてみると性能的にほぼ変わらないとのこと。筆者が後者のプラマードUにしようと思った決め手となったのは

✅2023年9月時点でインプラスより10日ほど納期が短かった事

✅プラマードUの内窓は縦溝に指を引っ掛けてあけることができる。例えば机越しに窓を開ける際にどの高さで引っかかるので開けやすそうだなーと。

下の画像のような引手です。(YKKapマドリモカタログより引用)

てな感じで数社、手当たり次第に急いで見積もりを取ってもらいました。

公式のMADOショップで参考価格を見ても決めきれないとき、近くに店舗がないとき、内窓以外の工法とも比べたいときは、無料の一括見積もりサービスでまとめて比べる方法もあります(見積もりまでは無料・10万円以上の工事が対象)。順番としては、まず公式で相場をつかんでから使うのがおすすめです。

【実例付】見積もり調査結果

大手リフォーム業社からサッシ屋さんまでいろいろ問い合わせてみました。

9月以降受付を締め切っている業者さんも多かったです。

地元工務店Aには実際に来ていただいて窓の大きさを測ってもらいました。

見積額が業者さんによりまちまちでサッシ屋さんが一番お安いように感じました。

10月よりガラス価格高騰により見積もり額が変わるとのお話もありましたのでこちらにUPしたお見積額に関してはご参考までに。

・地元工務店A

見積額:税込180,576-

実質持出額:税込84,576-  ※補助金¥96,000-適用後

LINEで問い合わせをしたところレスポンスが早くすぐお見積もりを出してくれましたのでとても感じ良かったのですが、のちに出てくる「裏技」についての知識が乏しくむしろ全否定したのちに

地元工務店A社長
地元工務店A社長

それって、こどもエコすまい支援事業のほうです!

と自信満々に答えていました。。。。本業なのに残念です。しかも2代目の社長さん。大丈夫かな?と感じたのでお任せするには至りませんでした。

・リフォーム専門店B

見積額:税込¥131,210- (諸経費含まず

実質持出額:税込¥35,210-  ※補助金¥96,000-適用後

こちらは諸経費が含まれていないので実際かかる金額を確認しようとしたところ連絡がきたのですが「今年の補助金を利用しての設置受付は終了しました。」ということで調べる事なく候補外となりました。

・Kホーム

WEBで問い合わせをしたところ、先進的窓リノベ事業 WEB受付停止しておりました。

つぎに店舗に問い合わせたところ以下の回答でした。

  • 現在お見積もりの予約が100件以上となっている。
  • 見積もり後材料調達に1ヶ月半ほどかかる。
  • 補助金申請額80%を超えると受付を終了します。
  • 「LIXIL インプラス」のみの受付となる。

・サッシ屋さんC(MADOショップ)

見積額:税込¥168,300-

実質持出額:税込¥72,300-  ※補助金¥96,000-適用後

こちらの業者さんは「今からの受付だと補助金を利用できないかもしれませんがそれでもいいというお客様だけ受付しています。」とのことでした。

ひーちママ
ひーちママ

(心の声)いやいや、補助金を適用した工事をお願いしたいんですぅ。。。

という気持ちをぐっとこらえて他に道はないかとそのまま雑談を続けていたところ思わぬ情報をくださりました。

・窓ガラスの価格が高騰しているため10月からメーカーからの仕入価格が値上げされるかも・・・

・他の工事を一緒に注文していただければ窓リノベの申請予約ができる(!!!)

ひーちママ
ひーちママ

なんという裏技でしょう!目から鱗でした。この時までは、、、

滑り込みたい方に 間に合わせる裏技がある

そう、先述したようにこの補助金には申請予約という裏技があったのです。

本来の流れ 

内窓注文→業社窓発注1〜2ヶ月→業者取付(即日)→補助金申請

申請予約

内窓・他工事注文→内窓:業社窓発注1〜2ヶ月・他工事施工→他工事着手後補助金事前申請→内窓取付

内窓を発注している間に他のリフォーム工事に取り掛かる事で工事途中とみなして申請します。

ポイントは注文書に内窓取付工事を含めて載せてセットで受注するようにします。

■ 交付申請の予約(任意)の概要

  ① 受付開始日:令和5年3月31日(金)10:00

  ② 申請可能時期 :リフォーム工事着手後

  ③ 受付サイト:同上

  ④ 予約の効果:補助金の予算を一定期間(3カ月間又は令和5年12月31日(日)の いずれか早い日まで)確保可能

  ※ 予約後3カ月以内又は令和5年12月31日(日)のいずれか早い日までに交付申請がなかった場合、当該予約は取り消されます。

窓の納期が遅れていることの対処処置として何か工事をしていれば申請予約できるようになったそうです。

ちなみによく一緒にやるリフォーム工事としては

玄関やトイレなどへの手すり取付、玄関の結露対策でエコカラット施工等があるようです。

工事を余分に依頼するので余分な出費はかかりますが気になっていたところをこの機会に一緒にお願いできるなら内窓補助金も確実に利用できるし悪くない選択かと思います。

ひーちママ
ひーちママ

そういえば我が家もガスコンロの温度センサーが誤作動して火が消えるということがしばしば見受けられるようになったので取り替えたいなーと思っていたところでした。

パパ
パパ

ビルトインガスコンロだから資格がないと取り付けられないんです

翌年以降の補助金枠を狙っていく

先進的窓リノベ事業の専用サイトでの2023年11月27日時点の予算に対する補助金申請額の割合を載せておきます。

集合住宅は90%を超えていますので今年中で補助金を使い切りそうですね。結果論でしかありませんが9月中旬に業者へ依頼していてもぎりぎり間に合う結果となったようです。

【2024年】先進的窓リノベ事業については(令和5年度補正予算案)にも盛り込んでいますので国会で予算が成立することが前提となりますが来年もありそうです。

ちなみに今年のスケジュールは以下の通りです。 

補助金交付の対象となる建材・設備の募集令和4年12月27日(火)
事業者登録※の受付令和5年 1月17日(火)午後
補助金交付申請(予約含む)の受付令和5年 3月31 日(金)

これから検討されている方は来年に向けてこれからゆっくり比較して準備ができますね✨

ひーち家も来年の補助金申請を狙います!

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