ファイナンシャルプランナーを目指す上で、重要になるのが勉強方法です。
時間に余裕があればスクールもたくさんあるので選択肢はありますが、家事や育児に追われている主婦の方や、本業が忙しくてなかなか時間が取れない方は、その勉強方法選びにつまづいてしまうことも。
そういった理由もあり、ファイナンシャルプランナー資格を独学で取得しようという人が、コストや時間面から多くいらっしゃるようです。
そこで今回は日本FP協会のFP試験を受験する方向けにお伝えしていきます。

FP試験は金財(金融財政事情研究会)とFP協会(日本FP協会)の2つの機関が実施しておりますが筆者が合格したFP協会の方に的を絞っています。筆者は2022年受験のFPと簿記の2級ホルダーです。この記事が参考になれば幸いです。。
- ファイナンシャルプランナー(FP)は独学でも合格できるのか
- ファイナンシャルプランナー(FP)独学勉強方法
- メリット&デメリット
- おすすめテキスト
- 確実に合格を目指すための勉強方法
など、ファイナンシャルプランナーを独学で目指す方に重要な情報をご紹介いたします。
ファイナンシャルプランナー(FP)は独学でも合格できる?
FP3級の難易度は独学でも合格できる?
結論だけ言いますとできます。
試験は6割合っていれば合格です。
6分野まんべんなく出題されるので範囲は広いですがマークシート形式で3択問題となります。
生活している上ですでに知っている知識もあったりとなんとなく当たりをつけることができる問題もあります。
日本FP協会の試験の合格率は学科・実技共に75%を超えているため、きちんと対策さえすれば多くの人が合格できる難易度だと言えるでしょう。
FP2級の難易度は独学でも合格できる?
独学でも時間をかければ合格できます。
3級よりもより深い内容となり試験問題も4択になります。
しっかり語句や計算方法を覚えていかないと点数が取れません。
日本FP協会が実施するFP(ファイナンシャルプランナー)2級試験の過去5年間の合格率は 学科試験では39.47%~55.61%の間、実技試験は50.52%~71.01%の間で推移しています 。
ファイナンシャルプランナーの勉強を独学でする方法
基本はテキストと問題集の後に過去問をひたすら何回も解きまくるにつきます。
しかし黙々とペースを考えながら勉強するのは苦手だなって人は通信講座を受けるのもありだと思います。
某学長もおすすめの通信講座はこちら。
テキスト、講義動画、各問題集の連動効果で学習効率が飛躍的にアップします。
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必要な勉強時間目安を知る
FP3級の知識をしっかりと身につけ、内容を確実に理解した上での合格を目指すために必要な総学習時間は、40~60時間、1日1~2時間勉強できる時間を費やせる場合には、約1~2ヶ月あれば十分合格が可能な資格であると言われています。しかし、単に「合格」することだけに焦点を当てた場合には、30時間程度の学習でも合格することは可能ではあります。
FP2級の場合には、必要な総学習時間は、120〜200時間程度が目安となります。1日2時間勉強できる時間を費やせる場合には、約2〜3カ月半程度かかる計算です。
3級合格後、すぐに2級の学習を開始する場合には、3級の知識が衰えない状態でのインプットができますので、学習時間の短縮にも繋がり、効率性の面からもオススメです。
テキストを活用する
実際に本屋さんで中をみてご自分に合いそうなものを選ばれると良いです。ここでは0からの知識で勉強を始めた筆者が実際使用してみて使いやすく合格できたテキストを紹介いたします。法改正が毎年あるため常に最新版で学習します。
9月・1月・5月試験 のくくりで同じ年度のテキストが使えます。
過去問題(無料含む)を利用する
◯日本FP協会HPより過去3年分の実際に出題した試験問題(PDF)が無料で手に入ります。
試験問題の時間配分に慣れるためにも1度は印刷して解いてみましょう。
◯「過去問道場」という無料登録できるWebサイトがあります。通勤通学時間やスキマ時間でサクッと過去問を解いて解説をすぐ確認できるのは便利でした。正答率をグラフ化してくれて苦手問題をピックアップできるので効率よく学習ができます。
FP独学の勉強法の流れ
効率的よく勉強するためには以下の①〜⑦を試験3週間前に終わらせて⑧を試験日直前までに80点以上の正答率に持っていけるようにすることが大事です。合格点は60点以上ですが例年は難化傾向&見たことない問題が出題されることがあるので過去出題された問題を得点源にできるようにしましょう。
① みんなが欲しかった!FPの教科書(全6チャプター)のうち1チャプターを流し読みする
② みんなが欲しかった!FPの問題集の対応するチャプターの学科を解いてみる
③ 解けない問題や間違った箇所は教科書に戻って確認する
④ ①〜③を全6チャプター行う
⑤ 問題集の学科が全て解き終わったら実技の問題を解く
※実技問題は他のチャプターとまたがった問題があるため学科→実技の順で解く
⑥ 問題集をはじめからババっと解いてみる。(2回目)
⑦ ③と⑥を3回目まで繰り返し問題の傾向と要点を覚える
⑧ 本試験問題を時間をはかって解いてみる
独学でファイナンシャルプランナー(FP)を目指すメリットとデメリット
メリット
独学でファイナンシャルプランナー(FP)を目指すメリットは、学習のペースや内容を自分自身で調整でるので柔軟に取り組むことができます。また、費用もテキスト購入代くらいになりますので経済的にも気軽に始めることができます。
デメリット
柔軟に取り組める反面、自己管理が必要となります。タイムマネジメントを行い「いつまでに」「どのページまで」を決めてコツコツ取り組む必要があります。時にはモチベーションが上がらなかったり、投げ出しそうになったり・・・。欲しい解説がすぐ見つからなかったりで時間のロスがでることも。
初めは独学で頑張ってみたものの黙々とペースを考えながら勉強するのは苦手だなって人は通信講座を受けるのもありだと思います。
割安でオススメの通信講座はこちら。資料請求だけでもして検討みてね。
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まとめ
FP協会のファイナンシャルプランナー(FP)試験について、独学で合格するための方法とおすすめテキストについて解説しました。試験の合格率は高いため、上の記事に書いた対策をすれば多くの人が合格できます。
FP2級の独学合格も可能であり、120〜200時間の学習が目安です。FP3級では40〜60時間の学習で合格できるとされています。過去問題の活用も重要で、日本FP協会のウェブサイトから試験問題(PDF)を無料で入手できます。さらに、「過去問道場」という無料登録のWebサイトも便利です。
FPの知識は生きている上で必ずかかってくる税金やお金問題について正しく判断してあなたを守ってくれます。学びたい時が始め時、いざ教科書片手に実践しましょう!
筆者はFPと簿記の2級ホルダーです。ダブルライセンスを狙いたい方はこちらもオススメ
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